【京都の草木染め工房を訪問しました】

【京都の草木染め工房を訪問しました】
WRINN Official BLOGをご覧頂き
ありがとうございます。
今回は、先日デザイナー川島が訪れた
京都中京区にある
草木染めの工房"tezomeya"の様子や
草木染めについてお伝えします。

皆さんは、
果実や植物などの天然染料を使った
草木染めという染色方法を
ご存知ですか?

草木染めという名前や、
染めた商品は見たことが
あるかもしれません。

自然の果実や植物から抽出した
色素を使う草木染めは、
地球にもヒトにもやさしい染色方法で、
自然から採った染料のため、
廃棄しても地球にも優しく、
また人体に悪影響な成分も
含んでいません。

大量生産に便利な化学染料を
使用した生地やお洋服などは
水の後処理が水質汚染に繋がります。
また大量の水を使用する為、
大きな環境問題となっています。
今回デザイナー川島が訪れた
京都中京区にある
草木染めの工房"tezomeya"さんでは、
先人の努力の賜物で選ばれた草や木、
動物からいただいた色を
染めに使っています。

茜(あかね)、檳榔子(びんろうじ)、
藍(あい)、五倍子(ごばいし)、
矢車附子(やしゃぶし)、
柘榴(ざくろ)、楊梅(やまもも)、
貝紫(かいむらさき)など・・・
全て伝統的に使われ続けてきた草木です。

上記の写真は、
五倍子という植物の染料です。
それらの染料を使用して、
オーガニックコットンのカットソーを
優しくてナチュラルなカラーに
染める工程を、
工房の青木智子さんから
丁寧に説明いただきました。
草木染めは素材の種類によっても
その発色が大きく異なるそうで、
例えばシルクやセルロースなどは
綺麗に発色するし、
染まるカラーバリエーションも
多くなるとのこと。

染め上がった色の名前も
日本古来の
呼び名や漢字が美しく、
例えば鴇色(ときいろ)は
朱鷺が羽を広げた時に見える
3本の風切羽から取った
綺麗な朱色だそうです。
ざくろの皮で染めた
黄蘗色(きはだいろ)なども
とても美しかったです。

その他のカラーも
サイトに掲載されているので、
是非チェックしてみてくださいね。
草木染めに対する奥深い知識と
長年培った技術を
肌で感じられる訪問となりました。
今後、WRINNでも
草木染めのお洋服を企画しているので、
楽しみにお待ちくださいませ。

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