CUPRA
キュプラ
原料の大部分がコットンリンターでありリンターとも呼ばれる。コットンの種のまわりにある産毛を溶解して精製したのがキュプラです。吸湿性や染色性が良いといった再生繊維共通の特徴の他、繊維の断面が正円形で、美しい光沢があり、感触が絹に似ていてサラッとした肌触りです。また、繊維が細くしなやかでソフトな感触を持っています。キュプラはレーヨンより相当強く、濡れても強力は低下せず、耐光性、耐摩擦性ともレーヨンよりも優れています。静電気も起きにくく生分解性があり土に還るサスティナブルな繊維なのでWRINNでは洋服に使用する取り組みをしています。
RYOCELL / TENCEL
リヨセル / テンセル
木材パルプを加工した再生繊維。光沢感や柔らかさがあり、静電気が起きにくく吸放湿性に優れています。加工する際の溶剤も再利用でき、生分解性があるサステイナブルな繊維なのでWRINNでは洋服に使用する取り組みをしています。
RAYON / VISCOSE
レーヨン / ビスコース
木材パルプに含まれるセルロースから作られる再生繊維。洗濯を可能にするために、化学的な処理をしていますが、廃棄物をほとんど生成しないため、ゴミを軽減でき環境に優しい繊維です。
RECYCLE POLYESTER
再生ポリエステル繊維
ポリエステル繊維や、プラスチック製品を再生したサステイナブルな繊維です。既に生産されているものを再利用することで、マイクロプラスチックなどの環境問題に取り組んでいきます。マイクロプラスチックとは、5ミリ以下の微細なプラスチックのことを指します。発生源の違いによって「一次マイクロプラスチック」と「二次マイクロプラスチック」に分けられます。「一次マイクロプラスチック」は、歯磨き粉や洗顔料に含まれるスクラブ剤、オシャレのために使われるグリッターなど、製品や製品原料として使用されることを目的に製造されたプラスチックです。非常に細かいため、回収や製品化された後の対策が難しいことが特徴です。WRINNではこの海洋汚染につながるマイクロプラスチックを、これ以上排出しない洋服作りに取り組んでいます。
RECYCLE CASHMERE
リサイクルカシミア
カシミヤ100の糸紡績・生産中に無駄になる糸、また製品編み立て段階でB品となった製品を再回収、再紡績をして、「毛を無駄にしない」という意味でのリサイクルカシミヤです。 もともとは、内モンゴルのヤギから採取した毛です。再紡績は、中国の寧波という地区の工場で生産しています。WRINNではこの糸を使用することによりゴミの軽減に努めています。